結婚祝いの贈り物に関するマナー

親しい友人や知人から結婚の報せを受けたとき、おめでとうの言葉とともに考えてしまうのが結婚祝いの贈り物をどうするかという問題です。親しい間柄ならばその人が喜びそうなものを贈ればいいという部分もある一方で、結婚祝いの贈り物にはそれならではのマナーがいろいろとあるのをご存知でしょうか。結婚する友人・知人本人だけでなく、その結婚相手やご家族にも喜んでもらえるような贈り物をするには、やはり基本のマナーは押さえておきたいところです。まず、結婚祝いに向いていない品物があるということを押さえましょう。

包丁などの刃物やお皿などのワレモノは「切る・割る」というところから離婚をイメージさせるために基本的にNGとされています。また、女性だとギフトによく用いられるハンカチも日本語で手巾(てぎれ)ということから同様に別れをイメージさせるものとしてNGとされています。その他にも、よく弔事で用いられる日本茶もあまりイメージがよくないと言われています。また、贈る品物だけでなく贈り物をするタイミングにも気を付けたいところです。

結婚式をするという場合には、結婚式の準備で忙しくなる直前や当日は避け、できれば式の1週間前までに届くようにするといいでしょう。結婚式後は新婚旅行に行くカップルも多いので避けた方が賢明です。また、特に親しい友人などの場合は結婚式や正式な入籍よりもかなり早いタイミングで結婚の報せを受けることもあるかもしれませんが、この場合にあまり早く結婚祝いを贈るのも気を付けたいところです。万が一順調に話が進まないということも考えられますので、この場合でも結婚式の1週間目を目途にするといいでしょう。

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