内祝いの品に名入れをすることに意見があります
昨今、出産内祝いの品に、名入れの品を選ぶ若い両親が増えてきました。確かに、贈る側には、可愛くてたまらない赤ちゃんの名前や写真、体重まで載せることで、オリジナルな品を提供できるとあって、大人気のようです。ただ、受け取った側のすべてが満足しているわけではありません。傾向として、贈る側の親族や親しい間柄の人からは、名入れの出産内祝いを受け取ることに抵抗はないようです。
もっとも、好意的な印象を持っている人の間でも、お菓子や石鹸のように、使えば無くなってしまう品であれば好ましい、との感触を持っている人が多いです。好評であったのが、俵入りのコメです。赤ちゃんが誕生したときの体重の同じ重量のコメを俵に入れて、贈るのです。受け取った人のインパクトはかなり大きいです。
逆の見方をしてみますと、義理で出産祝いを贈った人たちからすれば、赤ちゃんの名入れギフトを受け取ったときには、相当な抵抗を感じるとの声もあります。確かに、たとえば会社の上司に当たる人がお祝いを贈って、その出産内祝いに、生まれた赤ちゃんの写真が貼られた湯呑みをもらったとすると、どうも扱いにくい思いをするのは自然なことでしょう。かといって、捨てたりほかの人に渡すというのも、どこかにひっかかるものを感じてなりません。このように、どうしても赤ちゃんの名入れ、写真入りのギフトをしたい場合は、贈り先を限定して、受け取って喜んでもらえる相手先に贈るようにし、そうでない人には、一般的な商品を返しておくほうが安全です。
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